・博士(社会学)。専門は日本近現代史(軍事史、医療史、ジェンダー史)
・一橋大学社会学研究科特任講師、日本学術振興会特別研究員PD、広島大学大学院人間社会科学研究科准教授を経て、2024年4月より上智大学文学部史学科准教授
・これまで、日中戦争、アジア・太平洋戦争期の日本軍兵士のトラウマと軍事精神医療について、陸軍病院のカルテ等を用いて研究してきました。近年は復員軍人の子ども・孫世代への聞き取りを通じて、戦争を生き延びた人々とその家族の視点から、戦争が個人的・集合的に生み出した大きな傷跡や歪みに関心を持って研究を進めています。
・主著に『戦争とトラウマ』(吉川弘文館、2018年)、『戦争と文化的トラウマ』(共編著、日本評論社、2023年)など。

